2023年12月14日

福井県民が治験に参加するなら!?

治験コンシェル

福井県民が治験に参加するなら!?

福井県で治験ボランティアを募集中

もしも薬がなかったら?

風邪をひいた、熱が出た、胃がもたれる、ケガをした・・・。日常生活で薬を使うことはよくあります。 もしも薬がなかったら、人間はこんにちまで生き延びてこられたでしょうか? 人と薬の関わりは古く、紀元前5000〜4000年頃にはすでに使われていたようです。 当時の薬の材料は植物や動物・鉱物などで、今も薬の成分として使われているものがたくさんあります。先人の知恵には感謝しかありません。 現在、用いられている薬の多くは1940年以降に発見・開発されたもので、人類の生存に大きく貢献しています。

治験とは

治験とは「治療試験・・・国から薬として承認を受けるために行う臨床試験(人による試験)」のことです 新しく開発された薬の候補を、実際に人に使った場合の有効性や安全性、副作用について試験・確認する過程を指します。 どんなに有効な成分でも、治験を経なければ国から「くすり」として承認されず、販売することもできません。 治験は新薬誕生の「要」、そして、治験に協力してくれる人(治験ボランティア)もまた、大切で重要な存在です。

治験ボランティアには協力費が出ます

治験ボランティアは、本来は無報酬なのですが、治験参加中の時間的拘束や日常生活での制限、交通費などの負担を軽減するために、協力費という名目でかなり高額の「負担軽減費」が支払われます。そのため、結果的には有償ボランティアということになります。

通院タイプの治験

検査の所要時間4〜5時間程度。協力金(負担軽減費)は7,000円〜10,000円 通院タイプなら、いつもの生活パターンを変えることなく、気軽に参加できます。

入院タイプの治験

病院に入院し、きちんと時間管理された生活を送りながら検査をします。協力金(負担軽減費)は、1泊10,000〜20,000円 長期の休みを確保しやすい自由業の方や学生の皆さん!入院タイプの治験に一度参加してみませんか。 ※治験についての詳細は厚生労働省のホームページに紹介されています。治験とはでご確認ください。

福井県で治験ボランティアをする!実施施設・病院のご案内

治験実施施設・病院の住所、ホームページURLなどをご参考に、お問い合わせください。 <おことわり> 福井県で治験を実施している施設・病院は、以下にご紹介したものが全てではありません。ご了承ください。

治験実施施設・病院

福井県立病院

施設紹介
1950年の設立以来70余年にわたり、唯一の県立病院として三次救急医療、小児・周産期医療、災害医療、へき地医療など多くの政策医療を担い、三大死因である、がん、脳卒中、心疾患の他、糖尿病、さらには社会問題でもあるうつ病や認知症などの精神疾患に対応する急性期総合病院です 福井県福井市四ツ井2-8-1
治験について
http://fph.pref.fukui.lg.jp/comedical/p007227.html
実施中の治験(エントリー中)
http://fph.pref.fukui.lg.jp/comedical/p007227_d/fil/20210910-1.pdf  

福井大学医学部附属病院 医学研究支援センター

施設紹介
医学研究支援センターは、治験等(GCP、GPSPに準拠する治験、製造販売後臨床試験、製造販売後調査)を担当する治験管理部、臨床研究や先進医療など治験等を除く全ての医学系研究を担当する研究・開発推進部で組織され、人を対象とする医学研究全般を多方面から支援、推進する役割を担っています。 当センターでは薬剤師、看護師、臨床検査技師等、多職種のCRC(臨床試験コーディネーター)が一丸となってその質を確保し、ご協力いただく患者さんに決して不利益にならないよう十分配慮しながら、全力でサポートしています。 福井県吉田郡永平寺町松岡下合月23-3
医学研究支援センター・実施中の治験
http://research.hosp.u-fukui.ac.jp/chiken/patient/現在実施中の治験/  

社会福祉法人 恩賜財団 福井県済生会病院

施設紹介
私たちの二つの使命。 一つ目は、済生会の病院として、生活困窮者の方々を支援すること。 低所得者などに対する「無料低額診療(無低)事業」や、刑余者など様々な事情で生計困難な方々に医療・福祉を提供する生活困窮者支援事業「なでしこプラン」、性暴力被害者の支援、アイバンクの運営協力等の事業を行っています。 二つ目は、地域の公的病院として、地域の皆さんに最良、最適な医療を提供することです。 福井県福井市和田中町舟橋7-1
治験センターとは
https://www.fukui-saiseikai.com/institution/center/about.html  

福井赤十字病院

施設紹介
当院は地域のニーズに応じた高度専門医療、地域医療、救急医療、災害救護医療に対応すべく医療体制の充実を進め、平成27年には創立90周年に併せ、先進中央棟を竣工しました。 さらには緩和ケア病棟を新設し、外来化学療法室の拡張、高精度放射線治療装置「Vero4DRT」、手術支援ロボット「ダヴィンチXi」を導入し、地域がん診療拠点病院として総合的ながん診療体制を整えました 現在、超高齢化に対応すべく、地域の基幹病院として、高度急性期及び急性期医療を提供しつつ、地域医療支援病院として、かかりつけ医との医療連携をさらに深化し、在宅医療を支援してまいります。 福井県福井市月見2-4-1
薬剤部・治験に参加してみませんか
https://www.fukui-med.jrc.or.jp/department/pharmaceutical/

福井県で治験に参加!ついでに行きたいこんな名所

福井での治験の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 ☆情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前に確認することをおすすめします。

福井県立病院/福井県済生会病院 周辺

福井県福井市

名勝 養浩館(旧御泉水屋敷)庭園

福井県福井市宝永3-11-36
江戸期に作庭、水の庭園。藩主松平家の別邸
数寄屋造りの屋敷をそなえた回遊式林泉庭園(かいゆうしきりんせんていえん)です。 養浩館は、福井城下に五重にめぐらした堀の外堀沿いにあり、さらには城下を流れる芝原上水(しばはらじょうすい)を引き込み豊富な上水を活用していたことから、「御泉水屋敷(おせんすいやしき)」と称されていました 幽玄な水の造形美と、庭と屋敷の見事な一体感は庭園や建物の専門家から絶賛されており、米国の専門誌「ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング」による日本庭園ランキングでは2010年まで3年連続で3位に選ばれるなど、国内外から評価さています。 養浩館は、元は福井藩主松平家の別邸で、明治時代には迎賓館として使用されていましたが、戦災により焼失。その後、国の名勝に指定されたことをきっかけに、江戸期の「御泉水指図」によって復原されました。
御月見ノ間(おつきみのま)
御月見ノ間(おつきみのま)は、南北に細長い屋敷の南端に、東の流れ側に突き出すようにして設けられた離れ座敷です。ここからは西・東・南、それぞれの月の姿を愛でることができます。 御月見ノ間では、市内の主な茶道流派による茶道・煎茶道体験ができます。  

福井市立郷土歴史博物館

福井県福井市宝永3-12-1
藩主や城下町の暮らしぶり、戦後・震災後の資料を常設展示
福井市立郷土歴史博物館は、あいつぐ戦災と震災から復興した福井市のシンボルとして、昭和28年足羽山に開館。 平成16年3月に、越前松平家の別邸であった「養浩館庭園(旧御泉水屋敷)」に隣接し、また「舎人門 とねりもん」が復原された「福井城舎人門遺構」を擁するこの場所に移転し、新築オープンしました。 当館の所蔵品の特色は、旧福井藩ゆかりの資料が多いことです。 それは、創立以来、福井市春嶽公記念文庫(ふくいししゅんがくこうきねんぶんこ)、越葵文庫(えっきぶんこ)をはじめとする福井藩、越前松平家に関する資料の寄贈、寄託を積極的にうけ、保存、展示を続けてきたためです。 また、福井市および近隣市町村の社寺の重宝受託や郷土福井に関する資料の収集を行って、それらを安全に保管する役割も担っています。 博物館には、文献・書画資料のほか実寸大の復元模型やCGを使った展示、江戸時代の衣服や道具を体験できる「へんしん越前屋」コーナーもあります。  

東尋坊

福井県坂井市三国町東尋坊
絶壁から見る、思わず足がすくむ迫力の眺望
越前加賀海岸国定公園にある国の天然記念物。 日本の地質100選に選定。 巨大な柱状の岩(柱状節理)の海岸線が、約1kmにわたって続く「東尋坊」。溶岩が冷え固まったときにできたといわれる柱状の岩は非常に硬く、高さ20メートルにも及ぶ絶壁から見下ろせば、思わず足がすくむ、壮絶で迫力ある景観が目に飛び込んできます。 これほど大規模な「輝石安山岩(近年の調査研究により判明)」の柱状節理は世界的にも珍しく。東尋坊、朝鮮半島の金剛山、スカンジナビアのノルウェー西海岸の3カ所だけです。 地質学的にも大変貴重な東尋坊の景観を楽しむには、海沿いの散策路を歩くもよし、タワーに上って眺めるもよし。また遊覧船でライオン岩、ろうそく岩、ハチの巣岩などの自然の造形を間近で眺めるのも一興です。  

福井大学医学部附属病院 医学研究支援センター周辺

福井県吉田郡永平寺町

永平寺

福井県吉田郡永平寺町志比5-15
曹洞宗大本山で禅修行体験もできる
永平寺は、1244年(鎌倉時代)に道元禅師が開山。横浜の總持寺(そうじじ)と並ぶ曹洞宗の大本山です。 常に、約200人の修行僧が修行に励んでいるほか、観光地としても有名で全国各地から多くの参拝客が訪れます。 参拝時間8時30分〜16時30分(受付は16時まで)
永平寺傘松閣
永平寺の見どころの一つが、美しい天井画が特徴的な傘松閣(さんしょうかく)。144名の画家によって描かれた、230枚もの天井画はまさに圧巻です。 この天井画の中から鯉2枚・唐獅子2枚・リス1枚の計5枚を見つけ出すと、願い事が叶うといわれています。目をこらして、素晴らしい絵を鑑賞しつつ探してみてはいかがでしょうか。
七堂伽藍
「七堂伽藍(しちどうがらん)」は、山門・仏殿・法堂・僧堂・庫院・浴室・東司という7つの建物の総称です。 永平寺の僧が日々の修行に欠かすことのできない重要な建物であり、この7つの配置は坐禅姿を模しているともいわれています。 仏殿は本尊を祀る場所、法堂は一般の寺院でいう本堂に当たる場所、庫院は料理を作る場所。また僧堂・浴室・東司(トイレ)は三黙道場と呼ばれ、私語厳禁となっています。
冬の灯籠まつり
永平寺で毎年2月に開催される「永平寺冬の燈籠まつり」。 このお祭りでは境内の山門・瑠璃聖宝閣・唐門・報恩塔・鐘楼の5つの伽藍がライトアップされ、参道も燈籠の光で照らされて、昼間とは違った幻想的な風景を楽しむことができます。 このイベントは拝観料がかからず、無料で見学できます。  

福井県立恐竜博物館

福井県勝山市村岡町寺尾51-11
福井と言えば、恐竜です
福井県立恐竜博物館は、カナダのロイヤル・ティレル古生物学博物館、中国の自貢恐竜博物館と並ぶ世界三大恐竜博物館で、国内でも最大級の博物館です。 天井の高さ約37メートルの巨大ドームの中にある展示室は、 44体の恐竜の全身骨格や大型復原ジオラマが展示されている「恐竜の世界」ゾーン、地球科学の歴史や、地球を構成する岩石や鉱物を見ることができる「地球の科学」ゾーン、46億年の地球の歴史の中で誕生した生命(動物・植物)を展示した「生命の歴史」ゾーンの3つで構成されていて、大人から子どもまで楽しく学ぶことができます。 恐竜博物館に程近い勝山市北谷町からは恐竜やワニ、カメ、魚類などの化石が出てきており、ここに建つ「野外恐竜博物館」では、進行中の恐竜化石発掘現場の間近で、発掘体験ができ、研究員から詳しい説明を聞くこともできます。   新しい薬を誕生させるために行われる「治験」についての説明は公的機関の情報もご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html

執筆者

治験コンシェル
治験バンクコラムの企画・執筆・編集をしています。マーケティング、SEO対策、デザインに強みを持ったメンバーが、最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。