2023年11月02日

岐阜県民が治験に参加するなら!?

治験コンシェル

岐阜県民が治験に参加するなら!?

岐阜県の治験ボランティア事情

治験とは

「くすり」は、病気やけがの治療のためになくてはならないもの。そして新しい「くすり」を開発するためには、長い年月と多くの人の協力が不可欠です。 新しいくすりを世に出すために、何度も実験や試験を繰り返し、最終的には、人への有効性や安全性を「人」で試験します。これを「臨床試験」といいます。 その中でも、国(厚生労働省)から「くすり」として認めてもらうために行われる試験のことを「治験」といい、この、治験に協力してくれる被験者の皆さんを「治験ボランティア」と呼んでいます。

治験には協力費が出ます

治験ボランティアは、本来は無報酬なのですが、治験参加中の時間的拘束や日常生活での制限、交通費などの負担を軽減するために、協力費という名目でかなり高額の「負担軽減費」が支払われます。そのため、結果的には有償ボランティアということになります。

通院タイプの治験

所要時間4〜5時間程度。協力金(負担軽減費)は7,000円〜10,000円 通院タイプなら、いつもの生活パターンを変えることなく、気軽に参加できます。

入院タイプの治験

病院に入院し、きちんと時間管理された生活を送りながら検査をします。協力金(負担軽減費)は、1泊10,000〜20,000円 長期の休みを確保しやすい自由業の方や学生の皆さん!入院タイプの治験に一度参加してみませんか。 ※治験についての詳細は厚生労働省のホームページに紹介されています。治験とはでご確認ください。

岐阜県で治験ボランティアをする!実施施設・病院のご案内

治験実施施設・病院の住所、ホームページURLなどをご参考に、お問い合わせください。 <おことわり> 岐阜県で治験を実施している施設・病院は、以下にご紹介したものが全てではありません。ご了承ください。

治験実施施設・病院

国立病院機構 長良医療センター

施設紹介
平成17年3月、国立療養所岐阜病院と国立療養所長良病院の2病院が統合し長良医療センターが誕生しました。以後筋ジストロフィー・重症心身障害等のセーフティネット系医療、結核をはじめとする呼吸器疾患、小児科疾患全般、産科周産期医療を4本柱として、それぞれの分野で専門性の高い医療を提供しています。 今後は、4本柱を堅持しつつ、新たに社会地域の人々のニーズに応える医療を取り入れていきます。 岐阜県岐阜市長良1300-7
治験管理室
https://nagara.hosp.go.jp/section/clinicaltrial/clinicaltrial.html  

国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学医学部附属病院

施設紹介
①患者中心のチーム医療を提供します。②人間性豊かな医療人を育成します。③先進医療の研究・開発・提供を実践します。④地域との医療連携を強化します−−4つの基本方針のもと、地域に開かれた中核病院として、質の高い医療を安全に提供することを心がけています。 当院では、一般の診療科に加え、各診療科合同で様々な病気に対しての治療体制を構築しており、高次救命治療センター、がんセンター、ゲノム疾患・遺伝子診療センター、成育医療センター、肝疾患診療支援センター、呼吸器センター、循環器センター、脳卒中センター、炎症性腸疾患センター、アレルギーセンターなどで集学的な治療を行っています。 岐阜県岐阜市柳戸1-1
先端医療・臨床研究推進センター
https://www.hosp.gifu-u.ac.jp/bumon/sentan_iryo/
募集中の治験
https://hosp.gifu-u.ac.jp/icc/chiken/bosyu/index.html  

大垣市民病院

施設紹介
岐阜県初の高度型がん拠点病院です。 平成6年10月に西濃医療圏における脳卒中、心筋梗塞など重篤な救急患者の救命救急体制の充実を図るために救命救急センターを開設。平成17年1月17日、地域の医療機関と連携し、専門的な質の高いがん医療が提供できる病院として、厚生労働省から地域がん診療拠点病院に指定されました。 がん治療の基幹病院として「患者中心の医療、良質な医療の提供」を理念に、住民の健康と福祉の増進に貢献しています。 岐阜県大垣市南頬町4-86
治験管理センター
https://www.ogaki-mh.jp/chiken/  

高山赤十字病院

施設紹介
前身の飛騨三郡大野郡病院から、1922年(大正11年)に日本赤十字社に移管され、本年で100年です。 「人道」「博愛」「奉仕」の赤十字精神に則り、飛騨地域の急性期医療、高度医療に貢献し、安全でより良い医療を提供することを病院理念として、誰もがニーズに見合った医療・介護サービスを受けることができる体制の整備、医療機器の整備をすすめ、人材を育成し、「ふるさとを守る医療」を目指して邁進しています。 当院は救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、地域医療支援病院、へき地医療拠点病院、地域周産期母子医療センターの指定を受け、医療の確保と質の向上に尽力しています 岐阜県高山市天満町3-11
治験・臨床研究について
http://www.takayama.jrc.or.jp/patient/chiken.html  

大垣徳洲会病院

施設紹介
「生命だけは平等だ」という徳洲会グループの理念の下、「いつでも、どこでも、誰でもが最善の医療を受けられる社会」を目指すとともに、大垣・西濃地区に根付いた、「近隣の皆様に愛される病院」を目標にして今日に至っています。
治験・臨床研究
当院は、特に脳神経外科と整形外科において専門医が充実しています。脳神経外科では、脳卒中治療や血管内治療、整形外科では膝関節や脊椎の治療が積極的に行われており治験を実施する環境が整っています。他の診療科においても治験受託は可能です。 現在、臨床研究室室長とCRC1名で治験と臨床研究のサポートを行っています。 岐阜県大垣市林町6-85-1
臨床試験センター
https://cs.tokushukai.or.jp/facility/ogaki ☆岐阜県の治験実施施設・病院は現在少数件のため、近隣の愛知県での参加も検討されるといいでしょう。

治験に参加するなら「治験コンシェル」への登録がおすすめ

治験に興味を持たれた方や参加してみようと思われた方に、「治験コンシェル」への会員登録をおすすめします。 治験ボランティア募集案件を個人で各病院に問い合わせるのは、手間も時間もかかります。また、希望する地域に治験実施病院や案件が無い場合もあります。 「治験コンシェル」なら、会員登録をしてページにログインするだけで、募集中の治験の最新情報が得られます。また、ご自身に合う条件をこまかく設定して検索することができます。 治験コンシェルでは、関東圏や九州を拠点に、日本各地で実施される治験案件を数多く取り扱っており、スムーズなマッチングや応募ができます。 もちろん、登録は一切無料。登録したからといって、必ず治験に参加しなければいけないわけではありません。また治験への参加を強制することも絶対にありません。

岐阜で治験に参加。ついでに行きたいこんな名所

岐阜県での治験の際に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。 ☆情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前に確認することをおすすめします。

国立病院機構 長良医療センター 周辺

岐阜県岐阜市

長良川の中流域

岐阜県岐阜市長良福光
文化的景観、名水100選にも選定
文化的景観とは、地域の自然や風土と人々の日々の生活によって形成された「身近な景観」ということで、日本各地で、棚田などの農村、海沿いの漁村、都市の町並みなどが選定されています。 木曽川、揖斐川とともに木曽三川と称される長良川は全長158km、日本でも屈指の水量と水質を誇る清流でイワナ、アマゴ、アユなど60種類以上の魚貝類が生息。市域においては、美濃山地と濃尾平野の境界部分に長良川扇状地を造りだしています。 岐阜市の文化的景観は長良川扇状地や、長良川の堤外地である鵜飼屋地区と川原町地区、金華山西麓に構築された旧城下町地区などで形成されています。 また、長良川中流域の水は「名水100選」にも選ばれており、今もなお昔ながらの伝統を守りつづけている“ぎふ長良川の鵜飼”が行われる場所でもあります。一度は足を運んでみたいものです。  

ぎふ長良川の鵜飼

岐阜県岐阜市湊町1-2
1300年以上の歴史を誇る鵜飼
長良川では現在でも伝統的な川漁が行われ、中でも1300年以上の歴史を誇る鵜飼は6名の鵜匠(宮内庁式部職鵜匠)により継承されています。 金華山と山頂にそびえる岐阜城を背景に、名水100選に選定されている清流長良川で行われる“ぎふ長良川の鵜飼”。暗闇の中、川面に映る赤々とした篝火をたよりに、鵜匠と鵜が一体となって繰り広げる古典漁法「鵜飼」は、遠い昔に立ち返ったような感動と懐かしさを呼び覚ましてくれます。 鵜飼は織田信長公や徳川家康など時の権力者たちに保護されてきました。また近現代の文化人にも愛されており、外国人では喜劇王のチャールズ・チャップリンが2度も鵜飼見物に訪れたことが知られています。 長良川の鵜飼用具一式122点は、国の重要有形民俗文化財に、長良川の鵜飼漁の技術は国の重要無形民俗文化財に指定されています。 ※“ぎふ長良川の鵜飼”は、毎年5月11日~10月15日までの期間中、鵜飼休み(中秋の名月頃の1日)と増水時を除いて毎夜行われます。  

長良川うかいミュージアム

岐阜県岐阜市長良51-2
岐阜市を代表する伝統文化“鵜飼”の価値を発信
清流長良川がもたらす自然の恵みと人々の営みから生み出され、1300年を超えて脈々と受け継がれてきた“長良川の鵜飼”。 自然との共生が求められる今日、自然と人との望ましい関り方を示す“鵜飼”の価値は高く、岐阜市民はもちろん、この時代に暮らす国内外の人々から多くの関心を集めています。 うかいミュージアムは、“長良川の鵜飼”の歴史的価値や楽しみ方などを分かりやすく紹介・情報発信する場として、通年営業を行っています。 鵜飼いは、例年5月11日から10月15日までと開催時期が限られているため、オフシーズンにもその魅力を発信し続けることが目的の一つです。  

金華山(きんかざん)

岐阜県岐阜市槻谷
山頂には岐阜城。ハイキングも楽しめる
標高329m(国土地理院の三角点設置箇所)の金華山は、岐阜市の中心部に位置し、かつては稲葉山と呼ばれていました。 斎藤道三公は稲葉山(現・金華山)に築いた稲葉山城を拠点とし、山麓に居館を建築。1567年、織田信長公が稲葉山城を攻めて城主となり、この地を天下統一の足掛かりとしました。この時稲葉城は岐阜城とあらためられました。 その後、関ヶ原の合戦の前哨戦によって岐阜城は落城し、政治の拠点は加納に移りました。 江戸時代、金華山は一般人の入山が禁止され、尾張藩主の鹿狩りの場となっていましたが、明治時代以降は広く開放され、金華山山頂に岐阜城復興天守や三重塔が建設されるなど、金華山は岐阜のランドマークとして注目されるようになりました。
金華山ロープウェー
岐阜公園と金華山の山頂駅を約4分で結ぶロープウェー。気軽に山頂までいくことができます。眼下に、自然林に覆われた金華山麓と長良川の自然美、岐阜市の街並みが一望できます。山頂には岐阜市のシンボル的存在の岐阜城がそびえ立ち、リス村や売店、展望レストランも併設されています。 毎年夏季は夜間も運転され、夜景を楽しむ多くの人に利用されています。 (金華山ロープウェーは午後10時まで。但し、7月17日~8月31日は午後10時30分まで) ※天候、新型コロナウイルス感染症の感染拡大等により、中止の場合があります。  

岐阜城

岐阜県岐阜市18
斎藤道三公・織田信長公の居城。眼下に広がる広大な景色
美濃の国稲葉山(現・金華山)山頂に位置する稲葉山城(現・岐阜城)は、建仁年間(1201年~1204年)に鎌倉幕府執事二階堂行政により初めて砦が築かれました。岩山の上にそびえる難攻不落の城として知られており「美濃を制すものは天下を制す」と言われたほどです。 戦国時代には斎藤道三公の居城であり、その後、永禄10年(1567年)に織田信長公がこの城を攻略し、城主となりました。 信長公は「井の口」と呼ばれていた地名を「岐阜」に、「稲葉山城」を「岐阜城」に改め、天下統一の志をかかげて城下町の復興に力を注ぎました。楽市楽座の保護など当時としては斬新な政策により岐阜城下は大変賑わったと言われています。 1600年、関ヶ原合戦の前哨戦の際、東軍に攻め入られ落城。その後天守閣・櫓等は加納城に移されました。 現在の城は、昭和31年に復興されたもので、岐阜市のシンボルとなっています。楼上は展望台として多くの人に親しまれています。  

高山赤十字病院 周辺

岐阜県高山市

古い町並み

岐阜県高山市三町伝統的建造物群保存地区
高山の定番スポット、江戸情緒の古い町並み
岐阜県の山岳都市・高山は、商業経済を重視した城下町として造られました。城を取り囲む高台に武家屋敷を、一段低いところに町人の町を配置しています。この町人町の一部・・・城下町の中心地、商人の町として発達した上三之町や下町の三筋の町並みが重要伝統的建造物群保存地区(伝建地区)。「古い町並み」と呼ばれている一帯です。 JR高山駅から歩いて10分ほどの「古い町並み」には、江戸末期から明治期に建てられた屋敷や木造の商家が建ち並び、出格子の連なる軒下に用水が流れる通りには杉の葉を玉にした「酒ばやし」が下がる造り酒屋や味噌店、小さな博物館、町屋を利用した土産物屋、雑貨店、カフェ、レストランが立ち並んでいます。また、朴葉味噌、みたらし団子、飛騨牛のにぎり寿司といった、高山名物の店も軒を連ね、散策や買い物にぴったりの人気の観光スポットです。 春と秋に開催される高山祭は、1600 年代半ばに始まった歴史あるお祭りで、「屋台」と呼ばれる豪華な金色の山車とからくり人形が有名です。
三町伝統的建造物群保存地区
高山市上一之町、上二之町、上三之町、片原町、神明町4丁目の各一部 下二之町大新町伝統的建造物群保存地区 高山市下一之町、下二之町、下三之町、八幡町、大新町1丁目、大新町2丁目、大新町3丁目、大新町4丁目の各一部  

飛騨の里

岐阜県高山市上岡本町1-590
飛騨の伝統と自然を今に伝える
飛騨の里は、国の重要文化財4棟を含む飛騨各地の古民家を移築復元した、野外集落博物館です。 当時の生活を支えた茅葺き、榑葺き屋根の民家や作業小屋を見学することができます。また、飛騨の伝統文化を現代に伝える役目も担っており、刺し子細工や組紐作りなどの実演も日替わりで実施しています。 毎年お正月には新春かるた会、夏には竹馬や水鉄砲遊びなど、昔ながらの遊びに触れられる行事も用意されていて、小さなお子さまはもちろん、大人も童心に帰って楽しめます。  

宮川朝市

岐阜県高山市下三之町
宮川沿いに活気ある朝市
飛騨高山の朝市は日本三大朝市に数えられる活気ある朝市で、毎朝2か所で開催されています。高山陣屋前の広場が「陣屋前朝市」、もう一つが高山の市街地を流れる宮川沿いの「宮川朝市」です。 地元の農家や商店がテントを並べ、新鮮な産直野菜や果物、飛騨特産の伝統野菜、季節の切り花、民芸品、おやつ、惣菜、漬物・味噌といった加工品など、地元の魅力あふれるさまざまな品物を並べています。 高山の素朴な方言に心温まる、地元の人々との交流も朝市ならではの魅力です。  

日枝神社

岐阜県高山市城山156
春の高山祭で有名な鎮守社
飛騨山王宮日枝神社(ひださんのうぐうひえじんじゃ)は、高山城址が残る城山公園の南側に鎮座する神社です。創建は永治元年(1141年)と伝わっており、長い歴史を持つ神社として、また櫻山八幡宮に並ぶ城下町・高山の鎮守社としても知られます。 毎年4月に行われる例祭・山王祭は春の高山祭として有名で、秋の高山祭(八幡祭)とともに、ユネスコの世界無形文化遺産に登録されています。日枝神社の春の高山祭では豪華絢爛な12台の祭屋台が登場し、うち3台でからくり奉納が披露されます。町のシンボル・赤い中橋を渡る屋台は圧巻です。また秋の高山祭と同様に、数百人が練り歩く大行列や、提灯を灯した屋台が町を巡る「夜祭」も見どころの一つです。  

さるぼぼ作り

お土産にもなる、さるぼぼの手作り体験
山岳の景勝と美しい古き良き町並み、温泉や飛騨牛料理が楽しめる飛騨高山は、ファミリーで、お友達と、カップルでも楽しめると人気の上質な観光スポット。 楽しい飛騨高山の旅行の際には、お土産にもなる“さるぼぼ”の人形作りを体験しませんか? 「さるぼぼ」とは、厄除けや縁結びとして有名な飛騨のお守りのこと。飛騨高山の言葉で猿の赤ちゃんという意味で、猿は安産であるということから、子宝のお守りとしても知られています。 飛騨では幸せを託す手作り人形として、母から子へと受け継がれてきました。 心のこもったさるぼぼを手作りしてみませんか?
さるぼぼ作り体験
さるぼぼ工房
岐阜県高山市西之一色町2-180飛騨物産館内 高山グリーンホテル内TEL/FAX (0577)32-0588
思い出体験館
岐阜県高山市上岡本町1-436 https://www.omoidetaiken.jp/
飛騨高山 まちの体験交流館
岐阜県高山市上一之町35-1 http://hidatakayama-taiken.com/ http://hidatakayama-taiken.com/taiken/sarubobo この他にも体験教室は開催されています。ネット検索などをおすすめします。   新しい薬を誕生させるために行われる「治験」についての説明は公的機関の情報もご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html

執筆者

治験コンシェル
治験バンクコラムの企画・執筆・編集をしています。マーケティング、SEO対策、デザインに強みを持ったメンバーが、最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。