2023年6月21日

栃木県民が治験に参加するなら!?

治験コンシェル

栃木県民が治験に参加するなら!?

栃木県の治験ボランティア事情は?

治験とは?

新しいくすりが世に出るためには、「人」に協力してもらって安全性や有効性などを試験し、厚生労働省の承認を得る必要があります。この、人で行う臨床試験のことを「治験」といいます。 治験には

第Ⅰ相試験

少数の健康な成人を対象に、安全性や有効服用量を調べる

第Ⅱ相試験

少数の患者さんを対象に効果や副作用、長期間使い続けていけるかなどを調べる

第Ⅲ相試験

たくさんの患者さんを対象に効果や安全性を最終的に確認する このように3段階あり、それぞれの段階で「人(治験ボランティア)」の参加が必要となります。

治験ボランティアには協力金が出る?

治験ボランティアは、本来報酬はないのですが、治験参加中の時間的拘束や日常生活での制限、交通費などの負担を軽減するために、協力費という名目でかなり高額の「負担軽減費」が支払われます。そのため、結果的には有償ボランティアということになります。

通院タイプの治験

治験所要時間4〜5時間程度。協力金(負担軽減費)は7,000円〜10,000円

入院タイプの治験

病院に入院し、きちんと時間管理された生活を送りながら検査をします。協力金(負担軽減費)は、1泊10,000〜20,000円 健康な方が治験に参加する場合と、患者さんが治験を受ける場合では、負担軽減費や費用、体制などに違いがあります。詳細は、説明会にてご確認ください。 ※治験についての詳細は厚生労働省のホームページに紹介されています。治験とはでご確認ください。

栃木県で治験に参加!お近くの実施施設・病院のご案内

治験ボランティアは全国各地で実施中ですが、どこの病院ででもやっているわけではなく、ほぼ実施施設や病院は決まっています。あなたの近くの病院や施設で治験を行っているかどうか、一度チェックしてみませんか。 治験実施施設・病院の住所、ホームページURL、電話番号などをご参考に、お問い合わせください。 <おことわり> 栃木県で治験を実施している施設・病院は、以下にご紹介したものが全てではありません。ご承知おきください。

治験実施施設・病院

自治医科大学附属病院

栃木県下野市薬師寺3311-1
臨床研究・治験推進部
https://www.jichi.ac.jp/hospital/top/chiken/index.html
実施中の治験
https://www.jichi.ac.jp/hospital/top/chiken/patient/trial.html TEL:0285-58-7195(直通) 平日8:30~17:15  

獨協医科大学病院 臨床研究管理センター

栃木県下都賀郡壬生町大字北小林880
治験管理部門
https://dept.dokkyomed.ac.jp/dep-m/chiken/office/01.html
募集中の治験
https://dept.dokkyomed.ac.jp/dep-m/chiken/offer/index.html
問い合わせ
TEL:0282-87-2275(直通) TEL:0282-86-1111(代表) 内線 2840 2841 2842 平日9:00~17:00 土曜日9:00~14:00 ※第3土曜日休診  

アイ・こころのクリニック

栃木県宇都宮市松が峰2-4-1
治験のご案内
https://kokoro-clinic.net/ai/chiken/index.html
募集中の治験
https://kokoro-clinic.net/ai/chiken/index.html
問い合わせ
TEL:028-638-4556 FAX:028-638-4558  

地方独立行政法人 栃木県立がんセンター

栃木県宇都宮市陽南4-9-13
臨床試験管理センター
https://www.tochigi-cc.jp/department/clinical_trials/index.html
実施中の治験
https://www.tochigi-cc.jp/department/clinical_trials/11-03.html
問い合わせ  臨床試験管理センター
TEL:028-658-5151(代表) 平日8:30~17:15 028-658-6643(直通) 平日8:30~17:15 Email chiken@tochigi-cc.jp  

国立病院機構 栃木医療センター

栃木県宇都宮市中戸祭1-10-37
治験管理室
https://tochigi.hosp.go.jp/bumon/chiken.html
治験参加は患者さんが対象です
https://tochigi.hosp.go.jp/bumon/chiken.html#client
問い合わせ
TEL:028-622-5241  

国立病院機構 宇都宮病院

栃木県宇都宮市下岡本町2160
治験管理室
https://utsunomiya.hosp.go.jp/about/cnt1_00058.html
実施中の治験
当院の治験担当医師およびCRC(臨床研究コーディネーター)に相談 https://utsunomiya.hosp.go.jp/about/cnt1_00058.html
問い合わせ
TEL:028-673-2111 (代表)  

上都賀厚生農業協同組合連合会 上都賀総合病院

栃木県鹿沼市下田町1丁目1033
臨床研究・治験
http://www.kamituga-hp.or.jp/about/clinical_trial/index.html
問い合わせ
TEL:0289-64-2161(代表)  

佐野厚生農業協同組合連合会 佐野厚生総合病院

栃木県佐野市堀米町1728
治験・臨床研究について
http://www.nurse.jasanoko.or.jp/about/cancer-counte/research.html
問い合わせ
TEL:0283-22-5222 FAX:0283-22-8252  

那須赤十字病院

栃木県大田原市中田原1081-4
臨床試験について
http://www.nasu.jrc.or.jp/cancer_trial
問い合わせ
薬剤部(臨床研究審査委員会事務局) TEL:0287-23-1122(代表) 内線3577 平日8:30〜16:45
実施中の治験
http://www.nasu.jrc.or.jp/wp/wp-content/uploads/2016/03/rinshoshikenH27.pdf

治験に参加するなら「治験コンシェル」への会員登録がおすすめ

治験に興味を持たれた方や参加してみようと思われた方は「治験コンシェル」への会員登録をおすすめします。 治験ボランティア募集の案件を個人的に、各施設に問い合わせるのは、時間も手間もかかります。 「治験コンシェル」なら、会員登録してページにログインするだけで、当県や近隣県で実施される治験の最新情報が得られます。また、ご自身に合う条件をこまかく設定して検索することができます。 治験コンシェルでは、現在実施中の治験案件を数多く取り扱っており、スムーズなマッチングや応募ができます。もちろん、登録は一切無料。登録したからといって、必ず治験に参加しなければいけないわけではありません。また治験への参加を強制することも絶対にありません。

栃木県で治験ボランティア。ついでに行ってみたい観光スポット

栃木県立がんセンター周辺

栃木県宇都宮市

大谷資料館(おおやいししりょうかん)

栃木県宇都宮市大谷町909
まるで異世界に来たような、神秘的な空間が広がる
大谷石(おおやいし)は、柔らかく加工がしやすいことから、古くから建物の外壁や土蔵などの建材として使用されてきました。 大谷石資料館では、採掘が本格的に行われた江戸時代から昭和34年頃までの「手掘り時代」の道具や採掘・運搬方法などの移り変わりを見ることができます。 この資料館の圧巻は、操業を終えた地下採掘場跡で、2万平方メートルにも及ぶ巨大な空洞が広がっています。深さは30メートル、最も深いところでは、地下60メートルもあり、気温はほぼ8℃に保たれているため、ワインや日本酒、納豆などの貯蔵・熟成に使われるほか、非日常的な光景が映画やテレビのロケ地として、また結婚式やパーティ、コンサート、演劇、展示会場などとして活用されています。  

松が峰教会

栃木県宇都宮市松が峰1-1-5
迫力ある外観。現存する最大級の大谷石建築
カトリック松が峰教会は1888年の創立ですが、現聖堂は、1932年にスイス人建築家マックス・ヒンデル設計、宮内初太郎と石工安野半吾によって完成されました。現存する大谷石建築としては最大級のロマネスク・リヴァイヴァル建築です。外壁・祭壇・柱など、ほとんどが大谷石造りで、国の登録文化財になっています。 礼拝や結婚式などの儀式のかたわら、コンサートやイベント会場としても使われています。  

上都賀総合病院周辺

栃木県鹿沼市

古峯神社と古峯園

栃木県鹿沼市草久3027
天狗の御朱印で人気の神社と山の中の名庭園
「日光発祥の地」とも呼ばれている古峯神社(ふるみねじんじゃ)は標高700mの山中にあります。 創建は奈良時代で御祭神は、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)。家内安全・火災消除・商売繁盛・交通安全・当病平癒・身体健全などの、総ての開運・除災・心願成就の神として御利益があるといわれています。 天狗が祭神の使いとされ、「天狗の社」としても知られており、近年は天狗御朱印を求めて大勢の参拝者が訪れています。
古峯園(こほうえん)
古峯神社脇につくられた神庭・古峯園。神社が鎮座する大芦川源流一帯の清らかな水を生かした回遊式池泉庭園です。 雄大な山並みを借景に、大きな池と幾筋もの川で構成された見事な庭を歩けば、見えてくるのが・・・、滝をのぼる鯉に見立てた鯉魚石を配した「龍門瀑(りゅうもんばく)」。修行を繰り返す、という禅の理念を滝石組みで現した滝です。 四季折々に花や紅葉が美しく心落ち着く庭園を、古峯神社で御朱印をいただく間に、一度見てまわってはいかがでしょうか。  

佐野厚生総合病院周辺

栃木県佐野市

出流原弁天池

栃木県佐野市出流原町1117
名水百選に選定、栃木県指定天然記念物の水源
出流原弁天池(いずるはらべんてんいけ)は、1956年(昭和31年)に栃木県の「栃木県指定天然記念物」に指定されました。池の水源は1985年(昭和60年)、環境庁によって名水百選に選定されています。 水中を泳ぐ鯉のうろこまでが見分けられる透明度の高い水は、料亭の庭や池、養魚場、磯山公演の池に利用され、下流の灌漑用水にもなっています。  

磯山弁財天(出流原弁財天)

栃木県佐野市出流原町1117
懸造りの朱塗りの本殿、化身の蛇石像が随所に
名水が涌き出る出流原弁天池脇の階段を登った先、小高い山の上にあるのが磯山弁財天(通称出流原弁財天)。佐野七福神に数えられており(愛敬富財)、芸学問の守護神として948年に建立されました。 現在ある朱塗りの本殿は鎌倉時代に再建されたもので、切り立った崖に作る建築様式の懸造り(かけづくり・京都市の清水寺など)。「釘を使わない」建築方法を今に伝える文化財でもあります。 境内には弁財天の化身とされる蛇の石像があちらこちらに見られます。  

那須赤十字病院周辺

栃木県大田原市

なかがわ水遊園

栃木県大田原市佐良土2686
栃木県唯一の水族館。見て、ふれて、水と緑とさかなの世界を体感
那珂川の畔にある、栃木県水産試験場に併設された、水族館をはじめとする総合公園施設です。 水族館には、大小合わせて約60の水槽を設営。太陽光を取り入れて川底の情景が再現されており、海の水族館では体感できない学びと遊びと魅力がいっぱい。休日には大勢の親子連れで賑わいます。 ほかにも、釣り池やつかみどり池を併設し、年間を通して様々な体験のできるイベントが行われています。  

雲巌寺

栃木県大田原市雲岩寺27 1126~1131年に開基された雲巌寺。筑前の聖福寺、越前の永平寺、紀州の興国寺と並んで、禅宗の四大道場のひとつとされ、江戸時代の俳人・松尾芭蕉も訪ねたことで知られています。 山門の正面にある朱塗りの橋を渡り、石段を登れば釈迦堂、獅子王殿などが迎えてくれます。禅の修行のための道場なので堂内には入れませんが、拝観は自由です 本来、山深い修行の場であって、観光地ではないため、雲巌寺や周辺地域には観光客に対応する設備などがなく、通信機器の電波状況も「圏外」。 ただ、ほとんどの観光客がそのあたりを理解した上で訪れており、大きな混乱は見られません。 雲巌寺でも、聖域の散策を楽しんでもらえるよう、静かな参拝を呼びかけています。 芭蕉の句 啄木も 庵はやぶらず 夏木立(きつつきも いほはやぶらず なつこだち)  

ちょっと足を伸ばして足利市周辺の観光

あしかがフラワーパーク

栃木県足利市迫間町607
四季折々の花の楽園。大藤の棚は畳600枚の広さ
あしかがフラワーパークの前身は、足利市堀込町(現:朝倉町)に、1968年に開園した「早川農園」。 「250畳の大藤」 が人気でしたが、都市開発のため 1997年に現在の足利市迫間町 ( はさまちょう ) に移設。花のテーマパーク、「あしかがフラワーパーク」 としてオープンしました。 園のシンボルである大藤は、日本の女性樹木医第Ⅰ号である塚本こなみ氏によって移植されたもので、樹齢130年(移植当時)の大藤の移植は前例がなく、一大プロジェクトに全国から注目が集まりました。 移植は3年がかりで準備・遂行されました。日本初の成功例となった大藤は、10倍以上の枝振りに生育し、棚の広さが畳600枚を超え、今も枝を広げています。また花房の長さは1.9メートルに達しています。 大藤 4本 ( 野田九尺藤 3本、八重黒龍藤 1本 ) と 80m におよぶ白藤のトンネルは栃木県天然記念物に指定されており、見頃を迎える 4月中旬から 5月中旬の 1カ月間は 「ふじのはな物語~大藤まつり~」 が開催されます。 また10月下旬より開催されるイルミネーション 「光の花の庭」も好評で、全国夜景観光士が選ぶランキングのイルミネーション部門で全国一位を獲得しています。   新しい薬を誕生させるために行われる「治験」についての説明は公的機関の情報もご確認ください。 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/fukyu.html

執筆者

治験コンシェル
治験バンクコラムの企画・執筆・編集をしています。マーケティング、SEO対策、デザインに強みを持ったメンバーが、最新情報やノウハウをわかりやすくお届けします。